岡山県アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 43
多様化するIBD治療におけるGMAの位置づけと可能性
岡山大学病院 炎症性腸疾患センター
准教授 センター長 平岡 佐規子 先生
5-ASA製剤はIBD治療における基本治療薬として重要な薬剤ですが、近年、5-ASA製剤に対してアレルギー症状を呈する不耐例への注意が必要と言われています。5-ASA製剤の不耐症状は、皮膚症状を始めとして様々ですが、腹部症状とIBD症状との鑑別が困難な場合があります。そこで、今回は5-ASA製剤不耐についてご解説いただくとともに、多様化するIBD治療におけるGMAの意義について伺いました。